「OCO注文」という組合せ注文

 FXでの取引では、売り注文と買い注文という2つの種類の注文と、新規と決済という2つの注文のタイミングがあり、これらを組合せて投資を行っています。
例えば、新規の買い注文から取引きを開始した場合には、決済の売り注文で取引きが終了し、また、新規の売り注文から取引きを開始した場合には、決済の買い注文で取引きが終了するのです。

一見すると複雑に見えるFXでの注文ですが、実はこれだけのルールとなっており、これを様々に駆使することによって、様々な為替相場の状況に対応して利益を生み出しているのです。

FXには、こうした注文を予約しておき、あらかじめ定めた価格や条件に達したらそれを約定させるという予約注文や、組合せ注文があり、これらを使いこなすことによって、投資取引の戦略の幅を大きく広げることができます。

そのうちの一つが「OCO注文/オーシーオー(One Cancel Others)」と呼ばれているものになり、これは2つの注文をあらかじめ予約して出しておき、片方の注文が約定した時点で、もう片方の注文をキャンセルして注文を終了にするという仕組みになっています。

出所: ybinary.org

この注文を決裁のタイミングで利用すれば、利益確定用の決済注文と、損失限定用の決済注文を同時に出すことが可能で、たとえどのような形に為替相場が変動しようとも、投資家の思うような形での決済を行うことができるのです。

こうした組合せ注文はほかにもあり、「IFD注文/アイエフディー(if Done)」では、新規注文と決済注文を組合せることができる注文方法になります。
あらかじめ価格を設定しておいた新規注文を予約しておき、その注文が約定した時点で、もう一つの決済注文を発注するという仕組みになっています。

もちろん、決済注文の価格もあらかじめ定めることができるため、例えばこれを損失限定用に価格設定をしておけば、為替相場から離れていても、投資家の思う価格になったら取引が開始され、どんなに相場が下がったとしても決済用注文以上の損失にはならないため、じっくりと取引きの開始を待つことができます。

さらに、このOCO注文とIFD注文を組合せたものが「IFO注文/アオエフオー(if Done One Cancel Others)」になり、この組合せ注文では、投資家が組み上げた任意の投資取引を自動的に新規注文し、決済注文を入れて終了させることが可能になっています。

例えば、1ドル100円の相場になったらドルを買う新規注文と、この注文が約定したら150円までに相場が上昇したら決済をする利益確定用の決済注文と、90円までに相場が下降したら決済をする損失限定用の決済注文とを同時に仕掛けておくのです。

これにより、投資家がその場にいなくとも、為替相場が100円になれば取引きが始まり、50円の利益か10円の損失が自動的に確定されるということができるのです。